100分de名著
北條民雄“いのちの初夜” (3)再生への旅立ち
主人公・尾田は現実を忘れ一端は寝つくが悪夢にうなされて目覚める。そこには、過酷な症状の患者たち、そして絶え間ない泣き声や苦しみの叫びがうず巻いていた。 絶望的状況を見つめる尾田。その一方で佐柄木は何かを書き続けていた。それは一編の小説。佐柄木は今までになかった人間像を描くといい「新しい思想、新しい眼を持つ時、(中略)再び人間として生き復るのです」と尾田に語りかける。やがて散歩に出かける二人。朝の光の中でこの一夜のことを振り返り「生きてみることだ」と尾田はつぶやくのだった。第三回は、主人公・尾田の再生への旅立ちを見つめる。(初回放送日 )

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