100分de名著

    三島由紀夫“金閣寺” (1)「美と劣等感のはざまで」

    幼い頃からきつ音で言語表現に困難をもつ主人公・溝口は父親から「金閣寺ほど美しいものは地上にはない」といわれて育つ。「金閣寺」とは一体何を意味するのかを読み解く。 幼い頃からきつ音で言語表現に困難をもつ主人公・溝口は父親から「金閣寺ほど美しいものは地上にはない」といわれて育つ。美しい風景を眺めては「心象の金閣」の美を膨らませ続けた溝口だったが、父の死の直前、本物の金閣寺を見せられて激しく幻滅。だが溝口は現実の金閣と対話を続ける中で再び美を見いだし戦火によって「滅びゆくもの」として深い一体感を感じるのだった。第1回は、美と劣等感の間で引き裂かれる人間の性に迫る(初回放送日 )

    過去回はNHKオンデマンドで配信しています

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