100分de名著
“ブッダのことば” (4)慈しみの心と存在の平等
詩人のタゴールは、21世紀の宗教として仏教に大きな期待を寄せていた。そのエッセンスは「平等主義」「合理主義」「人間対人間の倫理」。文明間の対立を乗り越える思想として評価したのだ。一方、仏教を一般社会に根付かせ、「慈しみ」「慈悲」という言葉を大切にしながら仏教を再生しようとしたのが「ブッダのことば」の翻訳者・中村元だ。彼らの視点に立つと「ブッダのことば」が現代にこそ必要な書として読むことができる。

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