気になる家

    (6)森の中の不思議な洋館 東京・あきる野

    JR武蔵五日市駅から街道を歩くと現れる白い洋館。よく見ると屋根は寺のようにも見え”気になる”。建てたのは、150年ほど前の明治初期、文明開化華やかなりし頃にこの地で山林業などを営んでいた男。日本の大工が作ったこともない西洋風の柱をしっくいで仕上げるなど見ようみまねで手掛けた「擬洋風」の建築だ。戦中は黒く塗られ、戦後は和風に改築されるなど激動の歩みをへて、新たな姿を見せる。(初回放送日 )

    過去回はNHKオンデマンドで配信しています

    放送予定

    放送予定はありません

    出演者・キャストほか

    気になる人(語り)
    石丸 謙二郎
    気になる人(語り)
    石丸 謙二郎
    生まれてから、33の家に住んできた。なかでも大分県で高校を卒業するまで23の家に住んでいる。父親の勤め先の転勤のおかげなのだが、ヒトが住めないような家にたびたび暮らしてきた。たとえば、幼稚園の時に住んでいたのは、600坪の本物の武家屋敷。門番のご夫婦が、出入りのたびに大きな黒い門を開けてくれる。脇には、自家用車代わりの馬が飼われていた。小学6年の時には、800坪の敷地の武家屋敷で寝起きしていた。寝室に本物の槍やナギナタが掛けられていた。あるいは、中学の時は、伊藤博文が泊まったと言われる明治時代からの料理旅館から学校に通学していた。さらには、高校時代には、私の部屋が100畳という信じられない広さの温泉旅館で暮らしていた。遅刻の原因が玄関からバス停までよりも、自分の部屋から玄関までのほうが遠かったセイであった。 以来、変な家に敏感になっている。街を歩いていて《気になる家》を見つけると、暮らしを想像してにんまりしている。きっとその暮らしは・・・変。
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